プリフェッチ機能は、メモリやハードディスクへの負荷が問題なるので、プリフェッチ機能は無効化しておきましょう。
Windows 7には、頻繁に使用するプログラムをあらかじめメモリに読み込んでおくことで、 アプリケーションの起動を高速化する「プリフェッチ」という機能が用意されています。
しかし、普段ほとんど使用しないアプリケーションを集中的に使用した場合や、 一度しか実行したことのないアプリケーション(アップデートパッチ)などがプリフェッチのリストに登録されてしまい、 使用頻度の低いプログラムがメモリに先読みされてしまうことがあります。 この場合、かえって動作速度が低下してしまいます。
また、プリフェッチ機能は、あらかじめハードディスク上のデータを高速なメモリ上に先読みしておくことで、 システムやアプリケーションの起動を高速化しています。
しかし、最近のパソコンではハードディスクのアクセス速度が非常に早くなっているため、 プリフェッチの効果をあまり期待することはできません。
さらに、SSDではプリフェッチの効果は全くなく、 むしろ、プリフェッチによるメモリやハードディスクへの負荷の方が問題になってしまいます。 なので、プリフェッチの設定を無効化しましょう。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControISet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters | ||
PrefetchParameters | ||