カーネルのスワップを無効化して高速化

物理メモリを大量に搭載している環境では、すべてのカーネルメモリがページアウトしないように設定する方法紹介します。

カーネルのスワップを無効化して高速化

Windowsが使用するカーネルメモリには、ページアウト可能な領域と不可能な領域があります。 ページアウト可能な領域には重要性の低いコードが格納され、一定期間アクセスがなければページアウトします。

そのため、ページアウトしたコードへのアクセスが発生すると、 メモリ上ではなくハードディスクからの読み込みが必要となり、パフォーマンスが低下します。

そこで、メモリがページアウトしないようにレジストリでカーネルメモリスワップの無効化設定をしましょう。

ただし、カーネルメモリスワップの無効化は物理メモリを大量に搭載している環境であることが前提です。 物理メモリの容量が大量にある場合、すべてのカーネルメモリがページアウトしないように設定しておくと Windows7の高速化につながります。

対象キー
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SessionManager\MemoryManagement
エントリー名
データ型
DisablePagingExecutive
REG_DWORD
規定値
設定値
設定有効化
0
1
再起動