ビデオスプロケット(VideoSprockets)とフォトボーダー(PhotoBorder)の機能を無効化し、サムネイル表示を見やすくしましょう。
動画ファイルにはビデオスプロケット(VideoSprockets)と呼ばれる映画フィルムの両端にあるような白黒の破線が、 サムネイルファイルの両端に加わります。 画像ファイルにはフォトボーダー(PhotoBorder)と呼ばれる白いフレームがサムネイルファイルの両端に加わります。 動画ファイルか画像ファイルかを一見するだけで見分けが付くため有用な機能と言えるでしょう。
しかし、このエフェクトとも言える加工処理がサムネイル画像サイズを小さくしていることにお気づきでしょうか。 フォトボーダーの場合はフレーム効果が加わる分、サムネイル画像サイズが小さくなり、 ビデオスプロケットの場合は左右にスプロケットが加わるため、左右が切り取られた状態で表示されます。
つまり、ビデオスプロケットはもちろんフォトボーダーなど加工処理が行なわれますと、 サムネイル画像サイズは小さくなってしまうということです。
WindowsVistaから用意されたサムネイル加工機能は、 ファイルタイプで定義されており、サムネイル表示を行なう際、特定のレジストリ値が該当するキー内にあれば、 先の加工処理がサムネイル画像に加わるという仕組みです。
ビデオスプロケットとフォトボーダー機能が不要であれば、ビデオスプロケットとフォトボーダーの表示機能を停止しましょう。
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